介護報酬改定

老健の改定
(引用:三好OTのブログより+私見)

前回改定で新設された在宅復帰強化型でさえもマイナス。マイナス幅は強化型でマイナス2%で通常型はマイナス4%。

一見、増加したように見えた経口維持加算は、28単位×180日=5040単位から、400単位×6か月=2400単位で6か月で2640単位マイナスとなり、実質50%ダウン。

入所前後訪問指導加算は、460単位から450単位にダウンしたが、より具体的な生活機能目標や退所後生活のアセスメントも含めた場合は、480単位にアップする。

それ以外にアップしている単位数は見当りません。

これから3年間、老健は、在宅復帰率を高め、かつ看取りをやるしかないか。

とのんびり構えていると足元をすくわれます。

リハビリ機能と看取り機能を、通所と訪問による在宅サービスへ移行すれば(移行する方向性が高いと思う)、老健の存在意義が薄れ、「大幅削減も可能性」も。

今回、通所リハも厳しい内容となり、早急な業務改善が必要。もっと言えば、「革命」が必要でしょう。

前向きに、老健は地域のリハビリセンターだと、介護報酬に左右されない芯のある経営が求められますね。